3月の大森小学校
東日本大震災から11年目を迎えました。
給食の時の校内放送で、教頭先生よりお話がありました。
『11年前の3月11日、午後2時46分、大きな地震がありその時に起こった大きな津波でたくさんの人の命が一瞬で奪われました。また、原子力発電所が壊れてしまい、そのおかげでまだ、たくさんの人が避難しています。
改めて、命の大切さと地震の恐ろしさを感じました。みなさんには、今ある大切な命を守ること、そして力強く生き抜くことで自分の命を輝かせてほしいと思います。今日、午後2時46分には、全国で、震災で亡くなった人たちへの黙とうをします。心をこめてお祈りしましょう。』
職員は午後2時46分、職員室で黙とうしました。
今日は、子どもたちの実態に応じて、授業の中で震災について考えました。5年4組では、「東日本大震災から学ぶこと」として、担任の話を聞いたあと、自分たちの思いを伝えました。今の幸せを実感し、限りある命を無駄にしてはいけないという思いがたくさん出ていました。
1年2組では、実際に被災してしまった担任より写真を見せてもらったり、避難していた時の生活の様子を聞いたりしました。授業の最後に振り返りカードを書いた子どもたちは、震災はおそろしい、避難するのはとても大変、水や電気がない生活をして大変など、自分たちが感じた素直な思いをカードいっぱいに書いていました。
こどもたちのふりかえりカード
当時のことを記憶している子どもたちが、だんだん少なくなっていく中ですが、震災の恐ろしさ、命の尊さを忘れさせてはいけないと思います。