春の訪れを少しずつ感じる季節となりました。

3月の大森小学校

「そろばん」を通しての学び 3年生

 3月11日(金)3年生では、算数で「そろばん」を学習しました。算数の学習ではありましたが、社会科の学習で昔の道具について学んでいることもあり、実際にそろばんを使った計算を体験するという教科を横断した学びとなりました。

 そろばんを使って計算するということで、本来であれば簡単であるはずの「4+3」や、「12-4」に苦戦している様子の3年生でした。苦戦しながらも、そろばんの仕組みが理解できると「そういうことか!」「なるほどね~!」といった声もあがり、楽しみながら学びを深めることができました。

 また、社会科の学習では、「道具の移り変わり」について年表にまとめています。そろばんは、電卓の昔の形であり、今はスマートフォンでも計算できるというように様々な道具の使われ方の変化について調べています。タブレットを活用して、積極的に調べていく姿に成長を感じました。来年度も様々な調べ学習に自分からチャレンジしてほしいと思います。

      

 

東日本大震災から11年目を迎えました。

給食の時の校内放送で、教頭先生よりお話がありました。

 『11年前の3月11日、午後2時46分、大きな地震がありその時に起こった大きな津波でたくさんの人の命が一瞬で奪われました。また、原子力発電所が壊れてしまい、そのおかげでまだ、たくさんの人が避難しています。

 改めて、命の大切さと地震の恐ろしさを感じました。みなさんには、今ある大切な命を守ること、そして力強く生き抜くことで自分の命を輝かせてほしいと思います。今日、午後2時46分には、全国で、震災で亡くなった人たちへの黙とうをします。心をこめてお祈りしましょう。』

 職員は午後2時46分、職員室で黙とうしました。

 

  今日は、子どもたちの実態に応じて、授業の中で震災について考えました。5年4組では、「東日本大震災から学ぶこと」として、担任の話を聞いたあと、自分たちの思いを伝えました。今の幸せを実感し、限りある命を無駄にしてはいけないという思いがたくさん出ていました。

 

   

 1年2組では、実際に被災してしまった担任より写真を見せてもらったり、避難していた時の生活の様子を聞いたりしました。授業の最後に振り返りカードを書いた子どもたちは、震災はおそろしい、避難するのはとても大変、水や電気がない生活をして大変など、自分たちが感じた素直な思いをカードいっぱいに書いていました。

  

 

 

 こどもたちのふりかえりカード

   当時のことを記憶している子どもたちが、だんだん少なくなっていく中ですが、震災の恐ろしさ、命の尊さを忘れさせてはいけないと思います。 

 

校長先生が6年生に向けて授業をしてくださいました。

3月11日(金)6年生の卒業にあたり、校長先生が6年生全員に向けて授業をしてくださいました。

 校長先生が楽しみながら取り組んでいることの一つに「登山」があります。富士山をはじめ、奥穂高岳や槍ヶ岳、以東岳など、日本有数の山に奥様と出かけているそうです。実際に山に持っていくテントや寝袋、食事に必要なコンロや鍋、食器類などの道具類を見せてくださり、テントを張る体験をさせてくださいました。リュックサックに入れると総重量は70㎏になるそうで、子どもたちは,実際に持って重さを実感していました。

 また、今まで登ってきた山々の風景などを映像で子供たちに紹介してくれました。校長先生がおっしゃる「登山の魅力」は、予想だにしていなかった「美しい景色」や「美しい植物」に出会えることだそうです。映像でもそのすばらしさはわかりますが、本当の美しさは、実際にその場に行ってはじめてわかるものが多々あると思います。校長先生から、子どもたちにこれから出会うであろう「様々な体験」をぜひ楽しんでチャレンジして、その体験から得られる「美しいもの」「すばらしいもの」を吸収し、人間としてさらに成長してほしいということでした。子どもたちは、校長先生の意外な一面に触れ、とても興味深くお話を聞いていたようです。

 

 

 

 

 

 

1年生が外国語の学習をしました。

 3月9日(水)1年生が外国語の学習をしました。ALTの先生と一緒に学習するのは、今日で2回目です。顔の部分や色の名前を英語で言ったり、英語の絵本の読み聞かせを聞いたりしました。顔の部分や色の単語を、ALTのラフォン先生から教えていただき、英語をよく聞いて、繰り返して話すことができました。自分の好きな色を英語で言うことができ、ラフォン先生との会話も楽しみました。これからも少しずつ英語に親しんでいって、英語を好きになってほしいと思います。

 

  

 

  

 

 

2年生 生活科「自分はっけんブック」を作りました。

 2年生は、3学期、生活科で「自分はっけん」という学習をしました。自分の成長を振り返り、今まで関わってくださった方々への感謝の気持ちをもつとともに、自分のよさや可能性を見つけることをねらいとしています。子どもたちは「わたしのたんじょう」として、どのように命が始まり、母親のおなかの中でどのように誕生の日を迎えるかを学習しました。生まれたばかりの赤ちゃんと同じくらいの人形を抱っこしたことで、命の重さを実感したことでしょう。また、おうちの方からいただいた、お子さんを思う気持ちがたくさん詰まったお手紙を、一人一人が真剣に読んでいました。改めて、家族やいろいろな人に大切に思われてきたことを感じることができました。教室の中は感動の涙、涙だったそうです。最後に、子どもたちは「自分はっけんブック」として、学習してきたことや自分の思いをまとめることができました。自分自身のよさに気づき、自信をもって3年生に進級してほしいです。